I have a Dream.
2週間前の1929年、Martin Luther Kingが生まれた。
彼の1963年にワシントンで行なった"I HAVE A DREAM"(原文)はあまりに有名である。
1人の人間の、1つの言葉が、1つの国を動かし、1つの世界を変える。
Garr Reynoldsは「Changeこそスピーチの全てだ」と語ったが、
20分に満たない短いスピーチが、本当に世界の歴史をかえた。
I have a dream日本語訳:Long Tail World (市村佐登美)より
Presenation Guru Nancy Duarte Analyzed MLK speech!
下に貼付けた7分13秒の短いビデオの中で、MLKのスピーチに関して数々のヒントが隠されている。特に、既にVimeoの画面に映し出されている、凸凹の線は、Duarteが提唱する最も基本的なスピーチの構成を示している。スピーチシナリオの基本は、what isとwhat could beを行ったり来たりしながら、最も重要なメッセージに向かっていくというものである。今ある「ありのままの姿」と、「こう出来るはずであった姿」とを行き来しながらスピーチは進んでいく。
what is
ある意味、我々がここにこうして集まったのは首都で手形を換金するためなのです。本共和国の土台を築いた先人は憲法発布と独立宣言の格調高い文を起草した折、米国民一人一人が相続すべきある約束手形に署名しました。それは全ての人、そうです、黒人も白人も含めありとあらゆる人に「生命、自由、幸福の追求」という「奪うべからざる権利」を保証する手形でした。しかし有色人種に限ってみれば今日明らかなようにアメリカは約束を反故にした。この神聖な義務を履行する代わりにアメリカがしてきたことは、黒人に不渡り手形を切ることでした。小切手は「残高不足」の印をつけて戻ってきた。what could be
でも、だからと言って私は正義の銀行が破綻したとは思いたくない。この国が与えてくれるチャンス。その巨大な金庫が残高不足だなど私は頑として信じない。だから、だからこそ今日我々は手形を換金に来たんです。自由と正義の豊かさを我々に保証してくれるはずのこの約束手形を持って。Long Tail World (市村佐登美)より
What could your last presentation be??