Kei's Presentation Blog

Alltop! All the top story

数日前から、このブログに新しくリンクを張ってみました。みなさん気づきました？？このブログを読んでくれた何名かの方から、「どんなものを読んでるの？」とか「どこから情報を持ってきてるの？」といった質問を頂いたので、僕が活用しているサイトのリンクを張る事にしました。それがAlltopです。

'You can think of Alltop as the “online magazine rack” of the web.'-alltop about page 
 [ウェブ上のオンライマガジンラックと考えればいい]

Alltop自身がそう述べている通り、Alltopは自分のお気に入りのBlogやWebmagazin、ニュースサイトなどを集めているサイトです。またそれらを検索する事ができるサイトでもあります。「RSSと同じじゃん」と思う方や「Googleと同じじゃん」と思う方も多いと思いますが、少し違います。

 
this picture by Dan roam

"The purpose of Alltop is to help you answer the question, “What’s happening?” in “all the topics” that interest you. "
 [Alltopの目的はあなたの興味のある「すべての分野」で「何が起きているの？」という質問に対してあなたが答えを見つけるのを助けることです。]

RSSは自分が既にお気に入りのものや有益だと思うものを自ら探しだして登録します。世の中に星の数ほどあるオンライン情報の中から、探しているものを見つけ出さなければなりません。そのためにGoogleなどのサーチエンジンがあるわけです。Googleを使いこなしている人や、探そうと思っているテーマに明るい人にとっては、思い描いた情報をみつけるのは雑作もないことかもしれません。

 "To be clear, Alltop pages are starting points—they are not destinations per se."
[明らかに、Alltopはスタートラインです。目的地ではありません。]

しかし、例えば初めて「プレゼンテーション」について調べようと思った人の事を思い描いてみて下さい。世界中で最も信頼を集めているサイト"presentationzen blog"を発見するまでにどれくらいの時間がかかるでしょうか？Nancy DuarteのBlogにたどり着くまで、何回クリックを繰り返せばたどり着けるのでしょうか？Alltopは事前にその分野のTop Storyを選んでくれています。例えば、プレゼンやスピーキングの分野であれば、当然のようにPresentationzenやNancy blogが選ばれています。

 "Ultimately, our goal is to enhance your online reading by displaying stories from sources that you’re already visiting plus helping you discover sources that you didn’t know existed."
[私たちの究極のゴールは、あなたが既に訪れた事のあるソースとあなたが存在する事さえも知らなかったソースを見つけ出すのを助けることで、オンライでの読む経験を豊かにする事にあります。]

AlltopはこれまでRSSに慣れ親しんでいる人や、興味のある分野に明るい人達が、RSSやGoogleにかわって目指すべき場所ではないかもしれません。しかし、検索になれていない人や、新しく興味をもった分野でどんなものから読み始めたらいいのか分からない人にとっては、そのヒント（答え？）となるサイトです。残念ながら日本語のサイトを見つける事は大変ですが、みなさんが興味のあるトピックについて世界は何から学び、何を見ているのかを知るには最高のサイトです。是非プレゼンテーションやスピーキングに関するページを見てみて下さい。必ず助けになると思います。

More...."My Alltop", You are the one who collect what is great to read!

My Alltopは皆さん自身が、よいソースを集めてくるページです。僕のリンクも僕が集めたソース集です。とても簡単な操作で、付け加えたり削除したりする事が出来ます。また、例えばGarrが、例えばChirsがいったいどんなものを読んでいるのか。それを知ることができるページでもあります。ぜひ読んでみて下さい。

Presentation Landscape

Credit: Presentation Landscape (by Nancy Duarte)

Nancy Duarteが作成したマトリクスからも分かる通り、プレゼンテーションと一口にいっても様々です。Steve Jobsが行なうようなKeynoteや、商談の為に行なわれるセールスピッチ、起業家が出資者を募る為に行なうVC Fundind、僕たちが普段社内で行なうStuff Meeting。プレゼンテーションは時と場合によってそのあり方が異なります。

1，formal vs informal

プレゼンテーションは「どのくらい公式なものなのか？」によってそのあり方は変わってきます。もちろん公式な場での公式な発言となるので責任も大きくなりますし、インパクトも大きくなります。JobsのKeynoteとJobsの社内プレゼンは同じJobsのプレゼンでも全く性質が異なるのです。

2，slideument vs preso

Garr Reynoldさんが生み出したSlideumentという言葉は、「slide + document」から生まれた言葉です。PowerPointなどのスライドウェアを使って生み出された'document'をslideumentと読んでいます。SlideumentはSlideよりもdocumentに近く、多くの文字や図が使われます。Slideumentは情報量が多いので、スクリーンに映しだすには不向きです。あくまでも紙に印刷して、または画面上で「読む」為に作られるべきものなのです。一方Presoで使用されるSlideは読むものではなく「見る」為に作られます。

"If you create a document, call it the document, treat it like it's the document, distribute it like the document. Don't stand up in front of your organization and present those thing." -Nancy Duarte
[ドキュメントをつくるならば、ドキュメントと呼び、ドキュメントとして扱い、ドキュメントとして配布しよう。決してあなたの組織の前に立ってそれらをプレゼンなんてしないようにしよう。]

Answer to the question:
How do your methodologies apply to scientific or technical presentations?

この問題に対する二人のリーダーGarrとNancyの 答えは、「自分のプレゼンテーションがどんな場面で、どのように行なわれるべきプレゼンなのかを理解する」ということです。自分のプレゼンテーションんの 位置づけを理解し、それにあった準備を行なうのは効果的なコミュニケーションの良いスタート地点になると思います。

様々な場面でそれぞれが必要な資料を作成します。たとえば、とてもテクニカルで詳細な説明が必要であったり、議論を詰める必要がある場面では、document (Slideument) に近いものを作成する場合もあると思います。それ自体は問題ではありません。しかし、そういった場合でもdocumentはdocumentでありslideではありません。slideumentを使う場合は、ある程度の人数を集めてプレゼンするよ りも、2･3人で頭をつき合わせて議論したり、印刷した資料を見ながら話をしたり、ホワイトボードを使ったりする方が圧倒的に効率的です。スライドの前に立ってプレゼンする必要があるので あれば、そのslideumentの中から本当に大切なものを抜き出して短いプレゼンを行なうべきです。いかなる理由があろうとも、slideumentをスクリーンに写して行なうプレゼンテーションは、聞き手にとっては痛みを伴うものでしかありません。

High-stakes? or Low-stakes?
ビジネスマンからすれば、講演や大きい案件のセールスピッチは重要ですし、起業家からしたらお金を集めるためのプレゼンは重要ですし、学生からすれば卒業論文のプレゼンはとても重要ですし、その評価によってこれからが大きく変わっていきます。全てのプレゼンテーションを同じ形で実施する必要はありませんし、同じように準備する必要もありません。しかし、プレゼンテーションをすることで得るものが大きいケースや、与えるインパクトが大きいケースでは、しっかりと計画を練って、時間をかけて準備する必要があります。

Each case is different.

GarrやNancyが口をすっぱくしていっている通り、時と場合によってプレゼンテーションは異なります。それぞれ、準備の仕方も、プレゼンの仕方も変わってくるわけです。一体自分が次に行なうプレゼンテーションは、Presentation landscapeのどこに位置するものなのか？そして重要度はどのくらいあるのかということを事前に考えることは、とても大切なことなのだと思います。

You should read this post together!

Video Q&A's with Zen-master Garr Reynolds

Back To The Reality.

*This is a really personal post. If you are not interested, please skip the post. *

人生初めての沖縄旅行。

はちゃめちゃな13人の珍道中

凸凹で、わがままで、まとまりのない13個のパズルのピース。きれいな四角い一枚の絵にはならなかったけど、この13人でなければ作れない最高の一枚になりました。

珍道中の中心で走り回った1人の女の子に、最大限の感謝をこめて。
13人への感謝を込めて。

Gary Vaynerchuk knows who he really is.

これから人生初めての沖縄に向けて出発します。というわけで、数日間インターネットから離れる事になると思います。出発する前に、この連休中にぜひとも見てほしいプレゼンテーションを見つけたのでのせておきます。

Gary Vaynerchuk(@garyvee)は大成功をおさめているワイン会社を経営しています。父親から引き継いだワインビジネスをこの５年の間に４億円のビジネスから５０億円を超えるビジネスにインターネットを利用して成長させました。その秘訣がどこにあるのかと尋ねれば、彼のメッセージはとてもシンプルです。

"Know Who you really are and do what you most passionate about."

自分自身を知り、そしてもっとも大好きな事をやりなさいというシンプルなメッセージです。もしも、あなたがもっとも大好きな事をやる前にする事があるとすれば、彼のこのプレゼンテーションを見る事、または10月に発売される本"Crush it!"を読む事だと思います。

What you will get from this presentation.

１、どうして今、自分を知り自分にとってもっとも大切な事に取り組むべきなのか？

２、もっとも興味のある事について、コンテンツを生み出す意味、チャンスは何のか？

３、Be passionateとは一体とういことなのか？

４、プレゼンテーションのあり方とはどんなものなのか？

５、コミュニティーを形成する、加わるとはどういうことなのか？

６、What's your take from his talk?

このビデオは60分弱ですが彼のプレゼンは最初の20分弱残りはQAの時間です。是非、最初の20分だけでも見てみてください。その内容だけでなく彼のプレゼンスタイルからも多くの事を学ぶ事ができると思います。Enjoy the trip with Gary!

Well, I go to the trip for asking who I really am! Have a great holiday! See you soon!

My contact during my trip

keitakahashi0903[at]gmail.com
@keitakahashi (Twitter account)
If you want to talk with me, send me a mail and ask my phone no. or give your no.
I will make you a call.

恥ずかしい事

先日友達と僕の家でホッピー(I love it.)を飲みながら色々な話をしました。

会社に同じ時期に新卒として入社し、それ以来の友達です。実は入社前から、彼と僕はつながりがありました。僕は彼のブログの読者でした。初めて発見してから、ずっと読み続けているブログの１つです。バーチャルな出会いだねと笑われそうで「恥ずかしい」話ですが、僕は彼のブログが好きですし、紹介する本に興味がありましたし、日々繰り返される彼の思考は僕の知的好奇心を刺激するものでした。ブログに付随していたチャット機能で話しかけた事があるのは、「恥ずかしすぎる」事実かもしれませんのでその話はやめにしたいともいます。

Friends　"Do you have any ideas?"
Me "What about blogging?"
Friends "xm'$&#)(!)#"

何週間か前、新しい会社を立ち上げた友人と話をしていました。彼女たちはこれからのビジネスをどのように進めていけばいいのかと悩んでいました。「ブログを立ち上げてみたら？」と少し恥ずかしい気持ちで伝えると、なんだかこれまた寒いことを言うなあという空気が一瞬広がったのを感じました。笑

Friends "I've heard you blogging. What do you blog about?"
Me "Presentation and Communication."
Friends "xm'$&#)(!)#"

数週間前久しぶりに会う友達に「ブログ始めたんだってね！何について書いてるの？」と聞かれ「プレゼントかコミュニケーションについてだよ！」と答えると、また何とも言えないしらけた空気がひろがったのを覚えています。

It's shameful. but is it really shameful?

多くの人にとっては、プレゼンテーションも、ブログやTwitterなどの新しいコミュニケーションツールも、もしくは生まれて10数年のインターネットも真剣に考えるにはどうでもいい内容かも知れません。そんなことに時間を使っているなんて「恥ずかしい」ことかもしれません。僕自身もそう思っていました。しかしよくよく世界を見てみると、Jobsのプレゼンの無いAppleは想像できないし、Al Goreのプレゼン無くして不都合な真実がアカデミー賞を受賞する事は無かったし、ZapposのAmazonと全米を魅了したビジネスモデルは新しいコミュニケーションツール無くしては成立しませんでした。

Shamelessly I want to say,
Presentation matters a lot! Communication matters a lot!
You are not the only one. Don't worry. We are here.

僕自身が感じるように、皆さんも同じように気恥ずかしさや、迷いを感じているのではないでしょうか？プレゼンテーションについて必死に勉強しているとか、新しいコミュニケーションプラットフォームで多くの出会いを見つけたとか、それらをビジネスに本気に生かしていきたいなどと考えている事が,何か「気恥ずかしい」ことのように感じているかもしれません。そんな気持ちを抱えているのは、みなさんだけではありません。僕もまたその１人です。そしてそこを乗り越えるのも、また１人ではないのです。

We are on the right way, but actually there is no way.
We have to build it.

ホッピーを飲んだあの日、僕の友達はこんな話をしてくれました。「PCが出来る前はそんなものが出来るなんて考えてるのは馬鹿だと言われていただろうし、インターネットが出来る前はこんな風に世界中がつながるなんて考えている奴は馬鹿だと言われていただろうし、飛行機が出来るまでは空を飛べると本当に信じている奴は馬鹿だと言われていただろうし、世の中そういうものなんだよ。」

The choice we have is being shameful or being dead.
What is your choice? What do you think?

photo credti; ivanatm

The Gift From Bob Poole, The Author of Listen First, Sell Later.

Thanks Bob for this wonderful opportunity for my blogs' reader and me. I am so excited to read this book.  I am sharing this opportunity with my readers. I hope they will love it too! Thank you so much!  

Book Summary

"This is a book for people who sell (whether they know it or not). It's for people who own their own business and people who are just starting out. It's a book about communication and relationships, which means that you can use it to connect with your customers, bosses, employees, children, and parents, too"

昨日の投稿で、Seth Godinのおすすめ本リストを紹介しました。するとなんと、そのリストにノミネートされていた本の著者Bob Pooleからコメントを頂きました！！そしてななななんと、著書"Listen First - Sell Later"(amazon.co.jp link)のpdfバージョンをこのブログの読者に無料！で提供していただきました！以下のリンクにアクセスして、パスワードを入力すると、ダウンロードする事ができます！

http://listenfirstselllater.com/download.aspx

パスワード：LFSL2009

僕もさっそくダウンロードして、最初の２０ページを読んでみましたが、とても面白いし全文英語ですが比較的読みやすい英語が並んでいます。もしもみなさんが、何かアイデアを広めたかったり、何か製品を売りたかったり、何かサービスを売りたいと考えているならば、ぜひこのチャンスを使ってください。

Seth's comment about this book,

"Jam packed with big (and little) ideas about selling and making things happen."

Check out his blog as well!!

Bob PooleのBlog "Water Cooler Hangout"もおすすめです。

Enjoy the journey with Bob Poole!

If you find it useful, just get your own copy or buy some for gifts to your friends!

I did for myself:)

ビジネス書は好きですか？

Do you like reading a business book?

「ビジネス書を読むのが好きだ」と言えば、なんだか寒いとかかっこわるいと感じる人も多いのではないでしょうか？そんなものを読んでる暇があったら行動しろという人も多いでしょう。それでも僕は「ビジネス書を読むのが好き」です。

Business books are not about how to get a room in Manhattan or to own your Ferrari.
It's about how to be a better person to change the world into the better place.

PresentationZenを読まなくても、20年後には自らその境地に達する事が出来るかもしれませんし、A Whole New Mindを読まなくても、30年後には今までのありかたをあきらめて新しいマインドを持つ事が出来るかもしれません。僕はそんなに待っていられないので、先人たちの声を聞きたいと思っています。

これはSeth Godinのおすすめの本です。僕はそのなかから４冊の本をAmazonに注文しました。みなさんは何を選びますか？それともビジネス書なんて読みませんか？

What I have picked

1. Crush it! by Gary Vaynerchuk

2. The Tom Peters Seminar by Tom Peters

3. The space Merchants by Frederik Pohl, C. M. Kornbluth

4. Syrup by Maxx Barry

What I have already owned

1. Trust Agent by Chris Brogan, Julien Smith

2. Six Pixel of Separation by Mitch Joel

3. Made to Stick by Chip Heath, Dan Heath

photo credit: MorBCN

飴と鞭とモチベーション

小さい頃僕はピアノ好きの母の影響でピアノを始めました。ピアノそのものは好きでしたが、外で運動する方が好きだった子供の頃の僕にとっては、ピアノの練習はあまり好きではありませんでした。母はよく「この曲を10回ひいたら、お菓子あげるよ」や、「今月毎日１時間ずつ練習したら、新しいテニスシューズを買ってあげるよ」などと分かりやすい「にんじん」を僕の前にぶら下げてきました。僕はそれほしさに、いわれた回数をこなし、そのちょっとしたご褒美にありついていました。一方で、そんな僕にもピアノが弾きたいと思う日もあったわけです。そんな日はもっと上手く弾きたい、きれいな音にしたい、などと自分が表現したい世界を音に表す為に時間を忘れてピアノに向かったこともあったのです。

Daniel Pink　TEDtalk（日本語字幕あり）

"（We do not need)To entice people with a sweeter carrot, or threaten them with a sharper stick. We need a whole new approach." -Dan Pink
[人をより甘いアメで誘惑したり より鋭いムチで脅すのはやめることです まったく新しいアプローチが必要なのです]

多くの場合、ビジネスの世界でモチベーションをあげる為にマネージメントがすることは、報酬をあたえる、もしくは何かの罰をちらつかせることです。より多くの報酬がもらえれば、それにともなって意欲も効率があがるはずですし、より厳しい罰が待ち受けていればそれを回避する為に生産性が上がるという論理です。どちらも理にかなっているように思いますし、僕の母が僕にしていたことはこの飴と鞭理論に基づいているのだとよくわかります。

しかし、Daniel Pinkが紹介した「全くあたらしモチベーションのアプローチ」はこの常識を覆す驚くべきものでした。報酬と懲罰によるモチベーションは、単純作業の効率化には効果をはっきするが、飴と鞭は創造的な問題•仕事の前では一切効果を発揮せず、むしろ視野を狭め創造性を阻害すると指摘しています。新しい時代に人々の動機付けとなるものとして、以下の３つを挙げています。

1、Autonomy |自主性
自主性は 自分の人生の方向は自分で決めたいという欲求
2、Mastery | 成長
成長は 何か大切なことについて上達したいという欲求
3、Purpose | 目的
目的は 私たち自身よりも大きな何かのためにやりたいという欲求

これまでの伝統的なマネージメントは、コントロールすること、管理することに重きを置いていました。産業革命以降の工場を中心とする世界では、「より早く、よりやすく、期限どおりに予定の数量を生産する能力」が競争力だったのです。しかし、僕たちが生きる今は、問題は多様化し、明確な答えも、唯一の回答も存在しない世界です。そこではこれまでの「正しかった」方法は、今現在の「間違った」方法でしかないとDanは言います。

"There is a mismatch between what science knows and what business does."- Daniel Pink
[科学が実証してきたこととビジネスがしていることの間にはミスマッチがある。]

Danは最後に3つの結論を導き出します。

1. 20世紀的報酬（ビジネスで当然のものだとみんなが思っている動機付け）は驚くほど狭い範囲の状況でしか機能しません 。
2. 「これしたら、これあげる」式の報酬は時にクリエイティビティを損なってしまう。
3. 高いパフォーマンスの秘訣は 報酬と罰ではなく 見えない内的な意欲にあります。

僕が昔にピアノでぶつかった問題は、工場ラインに流れてくる部品を如何に早く効率的に作るかという20世紀的問題ではなく、答えの無い、はっきりとしたものが何も無い、形の無い今の問題だったのです。そこには、飴と鞭ではなく、自主性と成長と目的が必要だったのです。

photo Credit:DanielaNob

Build Your Own Italian Restaurant!

37signalsは世の中のアプリケーションの方向性を変えました。37signalsは世の中の起業のあり方をかえました。37signals世の中の働き方を変えました。彼らは、"Small is the new Big"をまさに体現しているスマートな集団です。

Oracle needs EVERYBODY to success.
IBM needs EVERYBODY to run their business.
Microsoft needs EVERYBODY to sustain their business.
What about an Italian restaurant in you small town?
Do they need EVERYBODY??

MUST Watch PRESENTATION!!!!

20世紀は終わり「新しい時代」へ生きる人たちへ。

Empower, not Frustrate

 

いつのころからか、日本の選挙でもマニフェストが発表される様になりました。どの政党のマニフェストも読みませんでした。でも、37signalsが1999年に発表したマニフェストは何度も何度も繰り返し読みました。

37signalsのマニフェストは、彼らが世の中に存在する理由であり、彼らが世の中に存在する価値であり、彼らが世の中に貢献するための哲学です。

          全マニフェストはこちらです。　 The 37signals manifesto

[00]Start Here
The Web Should Empower, not frustrate
[WEBは苛立ちを与えるものではなく、力を与えるものである。]

We design visual interfaces (what people see and how they use it) for web sites and applications. We focus on making sure these sites are both useful and easy to use.
[私たちはWebやApplicationのインターフェース（人々が見るもの、どのように使うのか）をデザインしている。私たちは、それらが有益でさらに使いやすいこと両方を実現することに焦点を当てている。]

We need both.
僕はプレゼンもウェブサイトやアプリケーションと同じようにUsefulでEasyである方が良いと思っています。複雑なことを複雑に伝えるのは誰でも出来るし、たくさんの伝えたいことを思うがままにたくさん伝えることも簡単だし、ゴチャゴチャシた資料をつくることも誰にだって出来ます。しかし、複雑なものをシンプルに伝えること、たくさんの情報の中から本当に生き残る最も大切な情報を抜き出すこと、ごちゃごちゃした資料を出来るだけシンプルにすることは、とても難しいことです。Webが苛立たせるためのものではなく、力を与えるものであるように、プレゼンもまた苛立たせるものではなく、力を与えるものではなければいけないのだと思います。

37signals blog; Signal VS Noise

photo credit; Search Engine People Blog