*PowerPoint is not the Presentation, Presentation is you!"
4月、ある人のプレゼンをもう一度デザインし直しました。メッセージはそのままに、デザインを変えていく。もとのスライドを見せることは出来ませんが、大きな変化を加えました。僕の中では、100倍よくなったとそんな自負がありました。このスライドをひきつれて、実演をしたわけですが、残念ながら僕のプレゼンは採用されませんでした。結局僕がデザインし直したのは、プレゼンではなく、スライドだったのです。プレゼンで最も大切なVisual aidは何をおいても、スピーカーその人です。スピーカーのことを理解することなく、その人にとって、そのプレゼンを聞きにくる人にとって必要なスライドのデザインなどありえないのです。僕のデザインは、その最も大切なことをすっかり忘れてしまったものでした。
でも、これは本当にいい経験で、聞く人のこと、しゃべる人のこと、準備の仕方、ストーリーの組み立て、デザイン、リハーサル・・・。などなど本当に色々なことを考えるいいきっかけになりました。
そのスライドが以下のスライドです。スピーカーなしでスライドだけでは、意味をなさない部分も多々ありますが、参考までに。。(SlideshareとPowerpoint2000の互換性があまり良くなくて、文字の配置に多少ずれがでてきています。ごめんなさい。)
Customers Lead Us to Win
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「顧客志向」というメッセージを伝える為にいったい、どんな方法をとればよかったのか?数ヶ月経った今も時々思い返します。プレゼンをデザインするということと、スライドをデザインするというのは、全く別物なんだ。スピーカーが僕なのか、それとも他の誰かなのかによっても最適な方法は違うんだということを、あらためて勉強したそんな体験でした。
皆さんだったら、どんなプレゼンを作るでしょうか?スライドは本当に必要ですか?もし使うのであればどんなデザインにしますか?もし、僕のスライドが気に入ってもらえたら、SlideshareのFEVに1票投票してください!
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